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主観的な内容ばかりなので閲覧注意です。どうでもいいことも多く書いてます。
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 ところでこの台詞、「権現ひでぇwww」っていうのをよく見かけますが、私はそうは思いませんでした。「確かにwwww」って感じで笑ってしまいました。別に三成は死ねばいいってことじゃないんですよこの台詞。ちょっとこれ三成のことを凄く的確に言ってると思うんですが。

 生きてるだけで損してるから死ねっていうのはそれはないと思いますが、家康の言う「生きてるだけで損してる三成」って本当に三成の生き方を一言でまとめた的確な指摘だと思うんですよ。
 ただこれは「三成は生きるのさえ不器用」ってことを言いたいんだと私は思いました。思ったことをすぐ言ってしまうし、口は悪いし、沸点低いし、食べ物食べても全然嬉しそうじゃないし、趣味も無い。お前これで生きてて楽しいの? って聞いたら、多分三成は「生きてることは楽しく無いが、秀吉様のために生きるのは至福だ」って答えるじゃないですか。多分。三成生きてること多分楽しくないですよ。だって秀吉のためにならないことは全然なんとも思わないんですから。
 大谷とどれだけ仲よくても大谷が居なくなったらどれだけ哀しくても、「大谷といるの楽しい?」って聞いても「いや別に」って感じだと思います。でも居なくなったら哀しい。死んでしまったら辛い。でも居ても別に楽しくは無い。
 じゃあ三成は何してると楽しいの? 何に生きがいを感じるの? ってそりゃ「秀吉様の役に立つこと」以外思いつきません。三成は生きてることも含め、三成のすべては秀吉のために使われることが、三成の本望なわけですよ。

 こんな三成、生きてて得してませんよ。得するのは秀吉ぐらいですよ。秀吉のためになるからこそ三成の生に意味があるわけですよ。じゃあなんで三成は秀吉が死んでも生きてるの? ってそりゃ家康を殺すには三成が生きてないと殺せないじゃないですか。
 帰結。

 だから家康は三成を理解できてる一人なんだなぁ、と思います。いや上記が正しいわけではないとは思いますが、でもそうとしか思えないわけで。

 でもここで一つ。家康は三成が「生きてるだけで損してる」「損だらけの人生を送ってる」と理解しながらも、「三成に死んで欲しくない」わけです。これは別に矛盾してないと思うんです。損だらけの人生だっていいじゃないか。損だらけでも、得しなくても、幸せにはなれるし、生きてることにまず、意味があるんじゃないですか。
 みたいな。

 黒権現の所以の一つといわれるこの台詞ですが、私はこの台詞好きです。それだけです。苦しがって生きてほしいわけじゃないけど、死んで欲しいわけじゃない。不器用なりに生きて欲しい三成。
 だいたいそんなーかーんじーぎゃぐまんがびよりー。
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